2016年5月7日土曜日

ノってきたので連投です!おはようございます
昨日たまたま市の図書館に行ったら
「映像制作入門 見せることへのファーストステップ」※1という本が目に留まって
こう、義務感…? 読んだほうが良い気がして、読んでみました
メモを残しておきます


・制作の中心人物が何をどう捉えるのか


・同じ文章、シチュエーションでも、3種類の撮り方がある
  • プライベートビデオ風
  • テレビ番組風
  • 映像作品風


・クイックズーム→スローでズームバック全体の流れで呼吸が整いやすい


色温度

太陽光:5600K
蛍光灯:4500K
白熱電球:3200K
温度が低いほど赤味を帯びていく

早朝の青い感じ:4500Kか3200Kに
 夕方の赤い感じ:5600K


照明

キーライト

人物に当てる主照明。スポットを使用(太陽の光に似ている)
順方向斜め上から当てることで、片側に陰影が生じ、立体感が出る


フィルライト

「おさえ」。キーライトによって生じた陰影を適当に和らげる。
このライトによる新たな影が生じないように、一般的にはフラッドライト(曇天の光に似ている)を用い、
キーライトより弱めに使う。
位置は順方向で正面ないしキーライトの反対側、キーライトより低めにする。

バックライト

逆光として使う。人物の輪郭(髪や肩)を強調して立体感を増し、また背景から浮き立たせる。
一般的にはスポットを用いる。


・ティントレット
画家。大胆な構図で浮遊感や特別な遠近感を生み出す。
「意外なところからのフレームイン」の参考になる。

・「シェルブールの傘」
ミュージカル映画。計算しつくされた傘の演出。

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照明の事は全くと言っていいほど知らなかったので、勉強になりました。
色温度を調節することで、更に雰囲気を出せるのも覚えておきたいです。
ミュージカル映画が参考になるのは分かりますが、絵画まで参考にできるのは驚きました
ティントレットの絵画が詳しく分析されている本を探したいですね。

たまたま目についた本でしたが、照明に関しての知識も得られたので
私としては大収穫です!よかったよかった笑



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※1 鈴木誠一郎,喜多千草 編著 2009年 ナカニシヤ出版

1 件のコメント:

  1. 著者の、鈴木さんと喜多さんのお二人は、NHK時代の先輩と後輩なのですー!
    よく読んでくれて、お二人も喜バレると思いますよ。

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